女性のニーズが高まる治験

 
新薬が開発されると、その販売承認を得るために臨床試験(治験)を行うことが義務づけられています。
 

動物を使った実験だけでなく、人での有効性や副作用を確認する必要があるからです。
この人で行う試験のことを「臨床試験」と言い、さらに厚生労働省に承認してもらうための臨床試験を「治験」と呼んでいます。
 
はっきりわかる症状が出るまで時間がかかるため発症までには至らない、「糖尿病予備軍」は相当数にのぼると言われています。大人の病気というわけではなく、生活習慣などにより現代では子供でもかかる病気とされているのです。
 
従来、治験といえば若い男性が中心となっているイメージがありました。「若くて健康な男性、学生やフリーターがアルバイトで行うもの」というように。しかし実際は、性別や年齢に関わらず、たいへん幅広い層の方がボランティアとして参加しています。
 
なかでも女性特有の疾患の新薬を開発するにあたっては、当然のことながら女性の治験が必要になってきます。
女性特有の疾患に対する新薬のニーズが無くなることは考えられないため、治験における女性のニーズは、今後ますます増える可能性があると思われます。
 
治験が一般に知られるようになり、最近ではボランティアとして登録されている人数もずいぶん多くなっています。
全国で治験ボランティアに登録されている人数を男女比でみると、およそ1対1であり、ほぼ同率になっています。
これからも、女性の治験は増えることはあっても減る可能性は低いでしょう。
 

治験は性別や年齢を問わずに参加可能

 
治験の募集はいろいろありますが、その内容によって募集される性別や年齢がさまざまです。
老若男女、すべての層に治験のニーズがあります。
 
特に年齢や性差のない病気の新薬を開発するにあたっては、男女を問わず、若年層から高齢者まで、たいへん幅広い募集が行われるケースが多くなっています。
 
男女問わず募集される治験として代表的なものは、高血圧や糖尿病などの生活習慣病の新薬治験があります。
中でも皮膚科に関連した治験では、乾燥肌やアトピー性皮膚炎など、男女や年齢の差別なく幅広く募集されることが多いようです。
 
このように治験はたいへん多くの人が参加できるものであり、また必要とされているのです。
 

数多くある女性向けの治験やモニター

 
女性向けのおすすめ治験やモニターをご紹介します。
 
女性ならではの症状や病気といえば、まず思いつくのは何でしょうか? 
代表的なものでは生理痛や更年期障害を思い浮かべる方が多いと思います。
例えば生理痛の緩和を目的とした新薬の開発をする場合、若い女性を対象として治験の募集が行われます。
治験の内容は、生理痛によって起こる痛みや体のだるさといった症状、症状の続く時間の変化をみます。
 
加齢によるホルモンバランスの乱れが原因で起きる更年期障害。
その症状を緩和する治験では、年齢が高い女性層を中心とした募集が殆んどです。頭痛やめまい、ほてり、発汗、動悸など、いろいろな形で現れる更年期障害の症状が改善するかどうかを確認するのです。
 
このように女性ならではの症状の改善を目的とする治験の場合、すでに症状を発症している方だけでなく、そのような症状のない健康な女性も含めて幅広く募集が行われます。
 
その他、女性のボランティアが活躍できる治験はたくさんあります。特に人気があるのは、シミやしわの改善などの化粧品関連のモニターや、ダイエットサプリメントモニターです。
女性が関心を持っている分野で手軽にトライできるので、治験に抵抗のある方、ボランティアの初心者にも、ぜひおすすめしたいモニターです。

治験とモニターの違い

 
治験とモニター、この2つの違いは何でしょうか?
 
一言でいうと、治験は薬が対象です。
モニターは、健康食品や基礎化粧品の効果や安全性、副作用を確認をするために行う臨床試験のことです。
 
女性に人気の基礎化粧品やダイエットサプリメントのモニターの場合、その効果や副作用を確認するのはもちろんのこと、パッケージのデザイン、香り、使用感なども評価します。女性として、消費者としての目線で楽しみながら参加ができます。
 
化粧品やサプリメントモニターの場合、薬の治験に比較して通院回数が少ないのも人気のポイントですが、
なかには通院がまったく必要ないという、とてもお手軽な在宅モニターもあります。対象商品と評価シートが自宅に郵送され、指示通りに使用し、評価シートと商品を郵送で返品するだけというものです。自宅に居ながらできるモニターとして、仕事や家事、子育てで忙しい女性にたいへん人気があります。
 
治験やモニターに興味はあるけれど時間がない方、家事や子育てで外出の時間を何度も作るのは難しい方、薬の治験はちょと抵抗があるという方など、お手軽なモニターから始めてみませんか?