どんな病気?

正常な月経周期とは、月経初日から次の月経開始の前日までの日数が25~38日。これより短く25日未満のものを頻発月経、39日以上60日以内のものを稀発月経という。月経周期は精神的なストレスなど、ちょっとしたことで狂うもの。周期があまり不規則だと、旅行などの計画が立てにくく不便だし、「妊娠したのでは?」などと、あらぬ不安を抱く原因にもなる。毎月必ず同じサイクルでくるとは限らないので、それほど神経質になる必要はないが、あまり頻繁にくると貧血を起こしやすく、また回数が少なすぎると妊娠したいときにチャンスが少なくなるなどの影響がある。

検査・診断

まず問診票に、初経、最後の月経時期、ふだんの月経周期などを記入する。前の月経がいつだったかなど、急に聞かれても覚えていないことも多いもの。医療機関に行く前には、手帳やカレンダーで過去の月経周期を確認し、メモにまとめておいたほうがよい。問診票で月経周期を確認したあとは、内診、超音波検査で子宮や卵巣に病気がないかどうかをチェックする。さらに、血液検査で、女性ホルモンの分泌量をはかり、貧血がありそうな場合は、同時にチェックする。

治療

月経周期を整えるため、中用量または低用量ピルを使う。21日間のんで7日間休薬すると、飲み終えたあと約3日後に見せかけの月経が起こる。ピル服用中は周期が正確にぴったり整うようになり、服用期間を短くしたり、伸ばすことで出血のタイミングを調節することも可能。さらに妊娠しないので、すぐに妊娠を希望しない人には避妊を兼ねることにもなる。低用量ピルは保険が効かないが、中用量ピルよりもホルモン量が少なく、副作用が少ないため、自己負担は多少増えても低用量を勧める医師が増えている。