どんな病気?

月経はあるものの、排卵していないものを無排卵性月経というが、すぐに妊娠したい場合を除けばとくに日常生活上、問題にはならない。過激なダイエットで極端に体重が減ったことによる無月経の場合、まれに排卵が戻りにくくなることはあるが、それ以外の場合は、将来子どもが欲しくなったときに排卵を起こす方法はいろいろあるので、無理に排卵を起こさせる必要はない。

検査・診断

膣からプローベを挿入して行う経膣超音波検査で卵巣の様子を観察すると、排卵しているかどうか確認できる。また、基礎体温表を3週間ほど記入すると、排卵があれば低温期と高温期の2相に分かれるため、自分で確認することができる。

治療

排卵していないと将来、不妊症になるのでは?と不安になる人が多いが、すぐに妊娠を希望しない場合は、急いで治療する必要はない。すぐにでも妊娠したいという人は、人工的に排卵を誘発することが必要。クロミッドなどのクロミフェン製剤をはじめ、重症度に応じてHMG、HCGなどの排卵誘発剤を使って、排卵を起こさせる。内服薬と注射薬がある。