どんな病気?

子宮の内側にある子宮内膜が炎症を起こした状態。大腸菌、淋菌、クラミジアなどが、セックスなどをきっかけに膣から入り込み、炎症の原因となる。まれに人工妊娠中絶のあとに起こることもある。自覚症状はほとんどないことが多く、あるとしても、おりものの量が増えたり、微熱が出たりする程度。炎症が進行し、さらに奥へ広がると、卵管炎から不妊の原因になる可能性がある。

検査・診断

血液検査で白血球数とCRP(炎症性たんぱく)から、炎症の状態を確認し、さらに、おりものを採取して培養検査を行い、感染の原因を調べる。子宮内膜炎だけが単独で起こることは少なく、膣炎から子宮内膜炎、卵管炎、腹膜炎と症状が進み、それにともない症状が悪化していくケースが多い。

治療

子宮内膜炎は抗生物質を1~2週間内服すれば治る。感染に気づかないまま放置すると、慢性化して、疲れたときに微熱が出るなどの症状が現れることがある。子宮内膜炎と子宮頸管炎を併発すると、流産や切迫早産の原因にもなるので、確実に治療しておきたい。