どんな病気?

子宮頸管の細胞の一部が増殖して盛り上がってポリープ状になったもの。不正出血やおりものの量が増えた、セックスのあとに出血するなどの症状を訴えて受診することが多いが、とくに妊娠するとポリープから出血しやすくなるため、妊娠して発見される人も多い。

検査・診断

内診台にあがってクスコ膣鏡で観察すると、すぐに見つかる。ポリープ表面の形状をみると、悪性かどうかの判断はほぼつくが、念のために切除して病理検査を行う。妊娠中は切除できないので、妊娠を考え始めたら、一度は必ず婦人科でチェックしておきたい。

治療

ポリープがみつかったら、悪性と区別するためにも摘出するのが一般的。内診台にあがり、器具でポリープの根元をはさみ、クルクルまわして引っ張って摘出する。外来で可能。ポリープは胃や腸など、さまざまな臓器にできるが、なかでも子宮頸管ポリープは最も簡単に治療できるもの。ただし、妊娠中は血流が多く、少しの刺激で出血してしまうので、摘出しないことが多い。ポリープから出血すると、切迫流産や早産による出血との区別がつきにくいため、安全のため入院し、安静を保つケースもある。