どんな病気?

血液中の脂質、つまりコレステロールや中性脂肪が過剰になる病気。血液検査の結果、総コレステロール値が220㎎/dl以上だと高コレステロール血症、中性脂肪が150/dl以上だと高トリグリセリド血症。どちらか一方だけ高い人もいれば、両方高い人もいる。自覚症状がないため放置する人が多いが、放置すると心筋梗塞、脳卒中など深刻な病気に発展し、命を落とすことになりかねないため甘く見ないことが大切だ。

検査・診断

血液検査でコレステロール値、中性脂肪をチェックする。自覚症状がないため定期検診で数値が高いと指摘されても、放置してしまう人が多い。推計患者数は約2400万人いるとされるが、治療を受けている人は、わずか20%程度にすぎない。

治療

食事療法を基本に、必要に応じて薬物療法を行う。中性脂肪が高い人はカロリー過多の場合が多いので、砂糖、アルコール、果物などをはじめ食べ過ぎないよう気をつける。コレステロールが高い人は、いくら、たらこ、モツ、レバーなどを控え、食物繊維を豊富に含んだ野菜や海藻類を積極的にとるとよい。