どんな病気?

肩から首、頭の筋肉が緊張して血行障害を起こし、重苦しい痛みが生じるもの。パソコンを長時間使い続けたり、デスクワークで座りっぱなしの姿勢を長く続けたときなどに起こりやすい。とくに老眼になった中高年は目の焦点があう位置に姿勢を固定するくせがつくため、筋緊張型頭痛になりがち。頭痛の中で最も多く、慢性頭痛の6~7割を占めている。

検査・診断

重苦しい痛みがずっと続くようなら、だいたい筋緊張型頭痛と診断されることが多い。ただし、急に痛くなったり、時間の経過とともに痛みがひどくなっていくようなら、くも膜下出血などの深刻な病気でないことを確認するため、ベッドにあお向けに寝て、首の筋肉の緊張がない状態で頸部を前に倒し、抵抗感がないかどうかをチェックする。疑わしい場合にはCTを撮る。

治療

筋肉をほぐす筋弛緩剤や抗不安薬などが処方される場合もあるが、生活習慣によってもたらされる病気なので、それを改善しない限り治らない。都会生活を送っている人なら、誰でもかかる可能性がある病気なので、意識してストレッチ体操を生活に取り入れることが必要。歩くときは肘を曲げるようにすると、肩甲骨がよく動いて肩こり予防、ひいては筋緊張型頭痛の予防になる。定期的に視力検査を受けて、きちんと視力矯正できているかどうかチェックすることも大切だ。