どんな病気?

白癬菌に感染し、皮がむけるなどの皮膚症状を起こす病気。同じ白癬症でも、足にできるものを「水虫」、陰部にできるものを「たむし」、頭にできるものを「しらくも」という。
なかでも水虫は日本人の4~5人に1人にみられるといわれるほど、かかる人が多い病気。白癬菌はかびの一種なので、長時間靴を履き、高温多湿で足の指がふやけた状態になると増殖し、症状を引き起こす。一般的に水虫はかゆいといわれるが、かゆみのないものもある。市販薬も数多くあるが、再発を繰り返すようなら一度医療機関を受診したほうがよい。

検査・診断

水虫かどうかを確認するため、皮膚の一部を切り取って顕微鏡で白癬菌を確認する。

治療

白癬菌が確認でき、水虫であることがはっきりしたら、抗真菌剤の塗り薬が処方される。とくに症状がひどい場合には、内服薬も併用する。
目に見える症状がなくなると、すぐに治療をやめてしまう人が多いが、水虫ができる皮膚の角質層は厚く、表面だけきれいになっても、深部に入り込んだ白癬菌が表面に出るまでには数ヶ月はかかる。薬は1年中塗りつづけるくらいの根気が必要だ。
また、水虫になりやすい生活環境を改善しなければ必ず再発する。同じ靴を履きつづけずに乾燥させ、何足かを交替して履く、足を清潔に保つなどの工夫をしたい。