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非ホジキンリンパ腫を対象としたリン酸フルダラビンとブスルファンによる前処置の安全性・有効性の検討

治療方法について

詳細説明
これからあなたに説明する治療法は、ミニ移植(従来の移植方法よりも抗がん剤や放射線照射の量を軽減させた前処置を行う同種造血幹細胞移植)といいます。この治療法は、海外であなたと同じような病気を持つ多くの患者さんに対して行われており、その効果が報告されていますが、まだ確立された標準的治療法にはなっていません。日本でも予備的な検討によってその効果が期待されていますが、科学的に効果と安全性を証明することが望まれています。
そこで、このミニ移植を非ホジキンリンパ腫における、よりよい治療法として確立するために、非ホジキンリンパ腫の患者さんにミニ移植を行い、その効果と安全性を確認するための試験を行っています。このように患者さんご自身に対象となっていただいて行う治療研究を臨床試験と呼んでおり、研究的な面が含まれています。
今回の試験の目的
この臨床試験は、50歳以上70歳未満の非ホジキンリンパ腫の患者さんに対して、骨髄非破壊的前処置を用いたミニ移植が安全に行えるか否かを検討することを目的にしています。具体的には、ドナーの方の細胞が無事生着し、ドナー由来の細胞を安定して作ることが可能となり、リンパ腫に対する免疫反応が出る前の準備期間である移植後100日の間を無事に過ごすことができることを目指します。この試験では、他の治療では治癒や長期生存の確率が極めて低く、また同種造血幹細胞移植が有望であると考えられるにも関わらず、通常の骨髄破壊的な同種造血幹細胞移植を行うことができない患者さんを対象にしています。若い方の場合には、ミニ移植が通常の移植法よりも優れている、あるいは同等であるかは詳細なデータがないため不明です。このため今回は、ミニ移植以外の選択肢が現実的に存在しない50歳以上の患者さんを対象として試験を計画いたしました。70歳未満としたのは、70歳までであればこの治療に耐えることができると判断したためです。